これまでの自分を振り返って~今につながる営業イズムの構築期Posted by:本村 行裕
皆様こんにちは!
東京WEB営業部の本村です。前回の投稿をご覧の方は読み方覚えてもらえてますか?(笑)
先週に引き続き、私の営業人生(たかが5年ですが)を週分けにつづらせていただきます。
今週に関しては社会人2,3年目のこと。
今振り返ると一番苦しい時ではありましたが、そんな中で様々な上司のお言葉で営業の考え方が大きく変わった時期です。
新卒1年目は伝えたいことが先行していて周りが見えていなかった私は、自身の欠陥を自覚したことで自分本位の提案は徐々に減っていきました。各営業案件の想定ストーリーを上司と打ち合わせ、営業後の振り返りを夜遅くまで付き合っていただく充実した日々でした。
ただ、1年目と違い結果につながらない日々も続きます。今考えればどこか商談の場自体が作業のような感覚で行うこともありません。
ただ、営業の仕事は数字と向き合うことは避けられないのでモチベーションの維持は難しいもの。成長実感が結果とリンクせず葛藤の日々でした。
社会人3年目を迎えたある時、今期までに営業マンとしての自信が持てなければ仕事を辞めようと決意しました。どこか逃げたかったのかもしれません。
そんな私の心情を察し、厳しく指導いただいたのが当時の上司です。「3年で極められるような、営業は単純な仕事ではない。営業の仕事を舐めるな。」大人になってここまでハッキリと叱咤されたのは初めてですべてを見透かされた私は再度気持ちを引き締めて仕事に励みます。
本心で本気で仕事に向き合ったのはこの頃からかと思います。3年目は月間の達成と未達の繰り返すばかり。もちろん気持ちの浮き沈みはありましたが、他責にせず改善にだけ目を向け自分を追い込んでいたと思います。そんな中、ある案件で曖昧な提案のまま話を進めてしまい、お客様の信頼を失うことがありました。営業内容を共有し、フィードバックを受ける中で上司からいただいた言葉が私の営業哲学としています。
「お客様以上にお客様を理解すること」
初めましての状態から提案を進めますが、そもそもお客様の考えを知り、お客様の業種業態を知り、エンドユーザーのニーズを知り、お客様も気づいていない課題を知る etc…
これ以上はものすごい量になってしまうのでここまでにしておきますが、とにかく「お客様」を知ること。そして理解し、そこから提案が始まる。
言葉にすれば当たり前のようですが、この考え方が軸になっていなかったのです。スタートの軸が明確になってから数字も安定し始め、成長度合いに対して抜擢の形で責任者にさせていただいたのもこの時からです。そして、本心で営業のやりがいを持てるようになったのもこの時からになります。
スポーツでも一緒ですが、人が成長するきっかけはほんの些細なことかもしれません。私もそんなきっかけを部下に与えられるように日々接していこうと、ブログをつづりながら改めて思いました。
毎度固いブログですみません。次週は、責任者になってからのお話をさせていただければと思います。おそらく次回も話は固いと思います(笑)が、是氏就活中のキャリアプランの参考にしていただければ幸いです。