こんにちは、大阪WEB営業部の河口です!
春の暖かさが目立つ心地よい季節になってきました。学生のみなさんは最後の新年度がスタートし、就職活動も本格化している頃だと思います。私も入社してから3年目を迎え、心機一転日々の業務に向き合っています。
さて、入社してちょうど2年経ちましたが、振り返ると、ある転機をきっかけに今の自分があるなと思い出しました。
私は、ホームページを提案する営業職としてSMGRになり、自分なりの提案スタイルを持てるようになってきましたが、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
特に忘れられないのが、1年目の夏に担当した介護の事業所様への営業です。
「HPとりあえず作りたいんだよね」と社長にテレアポの際に言われたのが最初のきっかけでした。当時の私は“とりあえず作りたい=今すぐ作りたい”だと勘違いし、資料をまんま説明しました。
結果はあっさりと、「検討します」と一言。
空回りしてしまったように感じ、悔しくて泣けてきました。
電話で「今日の営業だめでした」と落ち込みながら報告した時に、上司が、商談後にかけてくれた言葉が今でも心に残っています。
「大事なのはお客様が具体的に何に困ってて何をしたいのかだ」
そこから、営業時に、ヒアリングでお客様が困っていること、叶えたいことを丁寧に聞くようにしました。お客様の話をしっかり聞くことに集中したことで、「実は集客に繋げたかった」といった課題も見つかり、最終的には同じような案件で「河口君に任せることにするよ」と受注できました。
その出来事が、私にとって“営業=モノを売ること”という考えから、“お客様と一緒に課題を整理し、最適な形を一緒に見つけること”へと意識が変わったきっかけでした。
今では、「ただHPを作る」ではなく、「目的に合ったWeb活用を提案する」ことを意識しながら、お客様との対話を大切にしています。
この会社は、社歴に関係なく挑戦できる環境と、失敗も前向きに受け止めてくれる上司・先輩がそろっています。そんな中で、自分の成長を軸に仕事ができていると実感しています。
就職活動中の皆さん、
営業職と聞くと、どうしても「売り込む」イメージがあるかもしれません。でも本当の営業は、お客様にとって「必要なこと」を一緒に見つけていく、信頼関係を築く仕事です。
最初はうまくいかなくても、見てくれている人がいれば、ちゃんと成長できます。
自分が「ここでなら頑張れそう」と思える場所を見つけられるよう、応援しています!