ザク切り武学(私解) その1Posted by:システム管理
こんにちは、今回のブログ担当で回ってきましたインスパイアのMです。
さて、今回は武術について綴ってみようと思います。
武術といっても様々ですが僕が趣味として取り組んでいるのは中国の武術。
その中でも武術ってなんだ?から始まるさわりの部分と、ちょっと突っ込んだ歴史的なことをざっくり語ります。
(私的な意見もありますのでご容赦ください。)
中国武術というとあまりイメージできない人も多いと思いますがカンフー映画やアクション映画で使われるわちゃわちゃしたアレです。
日本でいうと戦隊モノの名乗りシーンにもつかわれています。
すこし、おもしろかったので参考動画をご覧ください
このように、とにかく見世物としてのものもあるのですが、これは文化大革命時代にて実用的なものを大幅に削られてしまったものの名残りです。
格闘技をやっている方からすれば、なんだこの無駄な動きは?
となる方も多くいると思いますが、これには理由があります。
昔、中国では貧困のため村同士で争っていた時代、農民は村を守るべく武術を身に着ける必要があったのですが、ただ身に着けても勝てず潰れあう村が多いことがありました。
そこで武術に見世物要素を取り込み強そうにかっこよく見せることで、この村の無術は強いぞという印象をつけ、手を出させないようにしたそうです。
そして自分たちの村もこの武術を取り組もうと真似とアレンジを繰り返し普及していったそうです。
なのでルーツこそありますが、〇〇拳という形よりは、様々な拳法が集まった〇〇家の武術は~で語られることが多いです。
この「家」というのは日本でいう〇〇流のイメージです。
僕がやっている武術も、それはそれは田舎の農村から生まれたものなので当時は鍬や鋤などで戦っていたみたいです。
次回はぼくがやっているものについて少しふれ、発勁について綴ってみようと思います。
ありがとうございました。