月蝕む影。Posted by:システム管理
こんにちは、インスパイアのむらたです。
今年も夏の暑さを残しながら秋に入ろうとしていますね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいのですがみなさまは大丈夫でしょうか。
さて、今回はタイトルにあるように「月食」についてお話したいと思います。
月食とは地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによって月が欠けて見える現象のことで満月の時に起こるそうです。(Wikipedia参照)
つまり順番としては、太陽-地球-月となるのです。
夜道を煌々と照らす月が次第にかけていき、光を失う様は神々しくも有り不思議ですよね。
中国では昔から竜が月を食べるといわれていたそうですが、明かりのない夜を過した古代の人たちはどのような思いでこの現象を見ていたのでしょう。
まるで影が月を蝕んでゆくようですが、なぜこの現象は起きるのでしょうか。
簡単にまとめると太陽からの光でひかっている月を地球が隠してしまうことです。
また地球は付の大きさの約4倍もあるので、完全に地球の影に入った場合を皆既月食、一部のみの場合は部分月食と呼ぶそうです。
今年の夏は8月8日に部分月食が日本でも見られました。
深夜だったので残念ながら見る事が出来なかったので、参考画像になってしまいますが是非雰囲気だけでも味わってみてください。
これはお聞きした話なのですが、この月食がおきた日は、夜中なのにセミが鳴いていたそうです。
ちなみにセミの鳴くという行動は求愛行動なのです。
よく、「月がきれいですね」と夏目漱石の言葉を借りて想いを伝えるなんてことをききますが、
私たち人間だけでなく、他の生物も月に想いを馳せるなんてことがあるのでしょうか。
たまにはふと夜空を見上げてきれいな月を眺める夜も素敵ですよね。
それではまた。