Googleが「広告ブロックするユーザー」から料金を回収し運営元に還元するツールを正式提供発表Posted by:システム管理
こんにちは、インスパイアの岩下です。
気候も穏やかになり過ごしやすくなってきましたね。
皆様如何お過ごしでしょうか?
私は最近仕事用に奮発して高性能PCを購入し、日々興奮しております。
さて、今回はGoogleの新しいツール「Funding Choice」を取り上げます。
簡単に言うとアプリやアドオンなどで広告ブロックをしているユーザーから料金を取りWEBサービスの運営に還元する昨日のようです。
昨今ではネット検索をしてもサイトを見てもアプリを開いても到處に広告が表示され煩わしいと思う方も多いのではないでしょうか?
そんな煩わしさから逃れるため「adblock」系のアプリなどを使い広告を自動的に非表示にされている方も多いハズ。
しかし、インターネット上で運営されるサービスの殆どが広告収入で運営されていますので、大半の人が広告をブロックしてしますと広告収入が減り運営出来なくなってしまします。
一方、Google側も「”本当に迷惑な広告”は排除しなくてはならない」と自身も所属する広告業界団体から「不快な広告リスト」を発表したり、また、そのリストを元にGoogle提供のChromeブラウザに広告フィルターを搭載したりと広告ビジネスに積極的に取り組んで来ました。
上記の事情や取り組みから今回「Funding Choice」を本格始動すると発表があったのかと思います。
具体的には、「広告ブロックをしているユーザー」に対し以下の3段階でアクセス制限を設け「広告削除パス」の購入を促すようです。
1.「広告ブロックユーザー」に対し注意喚起のメッセージを表示
こちらはメッセージを表示するだけなのでメッセージを閉じれば問題なくサイトの閲覧ができます。
2.月の閲覧回数制限
月の閲覧回数を超すとアクセスが出来なくなり広告ブロック機能を切るか「広告削除パス」を購入しなければ閲覧ができません。
月のアクセス回数は運営者が自由に設定できるそうです。
3.広告ブロック時のアクセス安全禁止
こちらは広告ブロックを切るか「広告削除パス」を購入しなければ完全にアクセスできません。
「広告削除パス」は1ページあたり2円程度で、再度アクセスしたり更新する度に発行され、その売上からGoogleが手数料を引いた後サイト運営者へ送金されるとのこと。
正式提供開始は2018年5月からで5月のスタート国には日本は含まれておりませんが近い内に私達が広告から逃れる道は絶たれそうです。
これによって優良なサイトが正しく運営が出来るようになると良いですね。
今回も気付けば長文となっておりました。
また次回。